榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

江國香織さん、あなたの好きな作家が誰かバレバレですよ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3562)】

【読書の森 2025年1月5日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3562)

ルリビタキの雌(写真1、2)に、また出会えました。ジョウビタキの雄(写真3~5)、メジロ(写真6)、モズの雄(写真7)、シロハラ(写真8)、ツグミ(写真9、10)、アオサギ(写真11)をカメラに収めました。何を釣っているのか尋ねたところ、ブラックバスとのこと(写真13)。因みに、本日の歩数は11.996でした。

閑話休題、江國香織さん、あなたの好きな作家が誰かバレバレですよ。書評集『読んでばっか』(江國香織著、筑摩書房)では、石井桃子、庄野潤三、谷川俊太郎、川上未映子、金原ひとみ、川上弘美、佐野洋子、瀬戸内寂聴を何度も登場させていますね。

愚にも付かない書評を書き散らしている私ですが、江國さんの絶妙な書き出しを真似してもいいですか? 

●須賀敦子さんの御本を読んでいると、どうしてだろう、雨が降っている気分になる。

●宇野亜喜良さんは、西洋の昔話にでてくる妖精のようなひとだ。

●わくわくする本だ。これからそれへ、それからあれへ、思いがけない道筋で次々つながることの妙味。

●読み始めて、ひとたび中に入りこむと、でてきたくなくなる。小説の中があまりにも快適で愉快なので、つい長居をしてしまう。

ありがとうございます、大変勉強になりました。