AI時代の検索術の教科書・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3580)】
【読書の森 2025年1月22日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3580)
不鮮明だがアオジの雌(写真1)、カワラヒワ(写真2~4)、シジュウカラ(写真5)、ハクセキレイ(写真6)、センダンの実を啄むヒヨドリ(写真7~9)、吸水するキジバト(写真10~12)をカメラに収めました。ソシンロウバイ(写真13、14)が咲いています。
閑話休題、『AI時代の調べ方の教科書――チャートでわかる 大学図書館司書が教える』(中崎倫子著、BOW&PARTNERS)では、AI時代の検索術が具体的に提示されています。
そのポイントは、①自分が探している情報を明確にする、②探したい情報を入手する、③情報を整理し、アウトプットにつなげる――の3つです。
それぞれの段階におけるアドヴァイスも的確です。
●情報収集をする前に
探す情報を言語化できたら、単語レヴェルに分解し、情報収集のテーマとなる言葉(キーワード)を探す。
●情報の集め方
国立国会図書館のリサーチ・ナビとWikipediaで、探す資料にあたりをつける。
●図書館を使いこなす
まずは最寄りの公共図書館を利用する。
●情報を吟味する
▶引用された情報は、できる限り一次情報(オリジナルの情報)まで遡って確認する。
▶事実を調査するときには、複数の情報源をチェックする。
▶医療情報を見るときには、どのようなエヴィデンスに基づいて結論が導かれているかを確認する。
●情報のまとめ方
情報は理解して記憶にとどめておく。