情熱を掻き立て、幸福感をもたらす果物・マンゴーの全て・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3605)】
【読書の森 2025年2月17日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3605)
ムクドリ(写真1)、シロハラ(写真2)、ヒヨドリ(写真3)、アオサギ(写真4)をカメラに収めました。
閑話休題、夕食後には必ず果物を楽しむのが私の習慣になっています。マンゴー大好き人間にとって、『マンゴーの歴史』(コンスタンス・L・カーカー、メアリー・ニューマン著、大槻敦子訳、原書房)は見逃せない一冊です。
本書のおかげで、マンゴーについて多くのことを学ぶことができました。
●完熟でも未熟でも、生でも保存加工されても食べることができる。
●大きさ、形、色、味、香り、舌触り(繊維の有無や歯応えなど)が異なる、さまざまな品種がある。
●薬としても重宝され、香りや味が醍醐味の魅惑的な果物として文学作品で称えられている。
●インドで育まれ、やがて大西洋を越え、今や、日本を含む全世界で愛されている。11カ国で国果に指定されている。
●今日、東アフリカで栽培され、ケニアやタンザニアから、収益性が高く市場が拡大している中東やヨーロッパへ輸出されている、
●初めて日本にもたらされたのは明治時代だが、本格的な栽培は1970年代にスタートした。気候が温暖で日照時間が長い宮崎県でアーウィン変種の栽培が始まったのは1985年になってからである。