日本には、こんなに頑張っている研究者が、こんなにいる!・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3893)】
【読書の森 2025年11月19日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3893)
キダチダリア(別名:コウテイダリア。写真1、2)が咲いています。シシユズ(別名:オニユズ。写真3~5)が実を付けています。Ssという素敵な専門医に出会うことができました。







閑話休題、『挑戦する科学者――フロントランナー』(日経サイエンス編集部編、日経サイエンス社)には、世界トップクラスの実績を上げている、さまざまな分野の日本人研究者が37人登場します。
個人的に、とりわけ興味深いのは、この13人です。
●大栗博司――超弦理論で世界の成り立ちを探る
●北川進――呼吸する有機材料を自在に設計する【2025年ノーベル化学賞受賞】
●久保田信――不老不死のクラゲを育てる
●中垣俊之――粘菌に知性の芽生えを探る
●柳沢正史――睡眠の本質に遺伝学と神経科学で迫る
●海部陽介――アジアの化石に人類の進化を探る
●高橋政代――iPS細胞を使って網膜を再生する
●間野博行――がん治療を開く「横綱」遺伝子を探す
●山谷泰賀――がんを見ながら、がんをたたく
●長谷川良平――「脳波で話す」装置を難病患者のもとへ
●柳田素子――慢性腎臓病を治る病気に
●加藤泰浩――レアアースの泥で日本の未来を拓く
●本郷千春――宇宙からアジアの農地を見つめる
日本には、こんなに頑張っている研究者が、こんなにいる! 勇気づけられる一冊です。
