益川敏英と山中伸弥にとって、神はいるのか・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3953)】
久しぶりにコウノトリ(写真1~6)に出会うことができました。アオサギ(写真2、4、7)、マガモの雄と雌(写真2、3)、コサギ(写真8)、ヒヨドリ(写真9)、シルエットと後ろ姿だがアカゲラ(写真10、11)、枝被りだがエナガ(写真12)をカメラに収めました。因みに、本日の歩数は14,654でした。













閑話休題、ノーベル物理学賞受賞者とノーベル生理学医学賞受賞者との対談集『「大発見」の思考法――iPS細胞vs.素粒子』(山中伸弥・益川敏英著、文春新書)は、大発見には縁遠い私にとっても勉強になりました。
大発見の裏にはセレンディピティ(一見失敗と思われるような事柄が大発見に繋がること、それを見つける能力)があること、サイエンスは純粋な好奇心と探究心を離れては成り立たないこと――を再認識しました。
「大発見はコロンブスの卵から」、「『無駄』が僕たちをつくった」、「考えるとは感動することだ」、「やっぱり一番じゃなきゃダメ」、「うつと天才」と、興味深い内容が凝集しているが、「神はいるのか」の章では大きく頷いてしまいました。
●益川=僕は無宗教なんです。それも、ただの無宗教じゃなくて、「積極的無宗教」。僕が言う積極的無宗教とは、「雪の結晶は神様がお作りになったのだ」と言う人達に対して、「その答えを神様に求めなきゃいかんほど、あなたの理性は単純なのですか? それぐらいの答えだったら、いくらでも考えられますよ」と、異議を申し立てることなのです。
●山中=科学者にとって、「神」の英語訳は「ゴッド」じゃなくて、「ネイチャー」なんですね。実際に実験をやってみて思うのは、自然の方がはるかに独創的だということです。人間がまったく思いもかけなかった「ヘンな顔」を、自然は見せてくれる。そのヘンなことをきちんと受け止め、興味を持ち、追い求めていけば、独創的な自然に助けられて、ひとりでに独創的な次のステップへ行けるような気がしています。
大発見は無理にしても、小発見なら私でも何とかなりそうな気がしてきました(笑)。
