榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

日本産クラゲたちの圧巻の写真を満載した大図鑑・・・【情熱的読書人間のないしょ話(338)】

【amazon 『日本クラゲ大図鑑』 カスタマーレビュー 2016年4月1日】 情熱的読書人間のないしょ話(338)

いよいよソメイヨシノの季節が到来しました。因みに、本日の歩数は13,692でした。

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閑話休題、『日本クラゲ大図鑑』(峯水亮、久保田信、平野弥生、ドゥーグル・リンズィー著、平凡社)では、日本産クラゲ類の大半の種について、その形態、生態などが詳細に説明されています。素晴らしい圧巻の写真を眺めるだけでも、十分楽しむことができます。

「クラゲといえば、『水母』と漢字で表されるように、体の90%以上が水分でできており、死骸を少しも残すことなく、きれいさっぱり水に還ってしまう多細胞動物である。また、少なくとも5億数千万年前から地球上に存在しているたいへん古い動物で、いまや何千種にも種分化しており、深海から淡水まで、熱帯から南極まで、どこにでも生存している。日本はこのような環境が多様にある南北に長い国なので、当然、多種のクラゲが生息することになる」。

門外漢の私でも、ユウレイクラゲ、ミズクラゲ、エフィラクラゲ、ビゼンクラゲ、ドフラインクラゲ、カミクラゲ、ギヤマンクラゲなどの名前と特徴を学ぶことができました。

近年、クラゲ愛好者が増えているそうですが、クラゲ大好き人間には堪らない一冊でしょう。