イルミネーションで彩られた王宮と鎖橋は、溜め息が出るほど美しい･･･【情熱的読書人間のないしょ話（1522）】

千葉・柏の旧𠮷田家住宅を見学しました。敷地内の西蔵を利用したカフェでかき氷を味わい、新蔵で開催中の写真展を鑑賞しました。写真仲間の清水美穂さんの作品（風車2点、朝日、ツクシ）から刺激を受けました。因みに、本日の歩数は10,763でした。

閑話休題、『ハンガリー・ブダペストへ――夢見る美しき古都（最新版）』（鈴木文恵著、イカロス出版）には、ハンガリーのブダペストの魅力が詰まっています。

「街の真ん中をドナウ川が悠々と流れるハンガリーの首都ブダペスト。両岸をつなぐ幾重もの橋、川辺に立つ王宮や国会議事堂の壮麗な姿。一度その光景を見たら忘れられない美しい古都です」。

「ドナウ川の西岸がブダ、東岸がペストと呼ばれていることは、あまり知られていないかもしれません。王宮があり中世の趣を残すブダ城地区、19世紀末から20世紀初頭にかけてつくられたペストの街並み――。首都だけれど少しだけ時計の針がゆっくりと進んでいるような、ひとむかし前のヨーロッパの街角を想像できるノスタルジックな空気がブダペストには流れています」。

「ブダペストは散歩が楽しい街です。100年前に建てられた重厚な建物が並ぶ通りや、時の流れが止まっているかのような石畳の小道、クラシックなインテリアのカーヴェーハーズ（コーヒーハウス）や昔懐かしいお菓子屋。伝統工芸品やかわいい雑貨を売る店があり、おいしいハンガリー料理を味わえるレストランがところどころに隠れています」。

かなり以前のことだが、私もブダペストを訪れたことがあります。夜間、イルミネーションで彩られた王宮と、ドナウ川に架かる鎖橋（セーチェニ鎖橋）が真珠の首飾りのように光輝く様は、溜め息が出るほどの美しさでした。そのお伽の国のような情景が、鮮明に瞼に浮かんできます。

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