淀川長治の映画愛溢れる一冊・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2309)】
【読書クラブ 本好きですか? 2021年8月8日号】
情熱的読書人間のないしょ話(2309)
かき氷を食べると、体の中を涼風が吹き渡る感じですね。
閑話休題、『淀川長治映画ベスト10+α』(淀川長治著、河出文庫)には、淀川長治の映画愛が溢れています。
日本映画史上のベスト10は、このようになっています。
●葛飾砂子(トーマス栗原監督)
●天一坊と伊賀之亮(衣笠貞之助監督)
●限りなき前進(内田吐夢監督)
●浪華悲歌(溝口健二監督)
●祇園の姉妹(溝口健二監督)
●羅生門(黒澤明監督)
●七人の侍(黒澤明監督)
●西鶴一代女(溝口健二監督)
●雨月物語(溝口健二監督)
●彼岸花(小津安二郎監督)
外国映画史上のベスト10は、このようです。
●グリード(エーリッヒ・フォン・シュトロハイム監督)
●愚かなる妻(エーリッヒ・フォン・シュトロハイム監督)
●黄金狂時代(チャールズ・チャップリン監督)
●巴里の女性(ルネ・クレール監督)
●駅馬車(ジョン・フォード監督)
●大いなる幻影(ジャン・ルノワール監督)
●天井桟敷の人々(マルセル・カルネ監督)
●白雪姫(デヴィッド・D・ハンド監督)
●ニーベルンゲン(フリッツ・ラング監督)
●ベニスに死す(ルキノ・ヴィスコンティ監督)
世界の女優ベスト10+αは、このような顔ぶれです。
①パール・ホワイト
②セダ・バラ
③リリアン・ギッシュ
④マルレーネ・ディートリッヒ
⑤グレタ・ガルボ
⑥キャサリン・ヘップバーン
⑦アンナ・マニャーニ
⑧ジャンヌ・モロー
⑨シモーヌ・シニョレ
⑩オードリー・ヘップバーン
⑪京マチ子、田中絹代
いろいろな映画を思い出してしまいました。