榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

うまくいっている人の思考と行動とは・・・【続々・独りよがりの読書論(5)】

【にぎわい 2024年7月24日号】 続々・独りよがりの読書論(5)

仕事でも私生活でも、さらに大きく人生でも、うまくいっている人と、そうでない人がいるのはなぜか。『うまくいっている人の考え方(発展編)』(ジェリー・ミンチントン著、弓場隆訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、その答えを与えてくれるだけでなく、どうすればうまくいくようになるのか、具体的に教えてくれるのだから、読まなくては損である。

●感謝の言葉や誠実な褒め言葉は、相手だけでなく自分も前向きな気分にする。

●自己中心的な人から遠ざかる。

●頼まれたことを何でも引き受けない。

●真理かどうかがはっきりするまでは、情報を軽はずみに信じてはいけない。

●どんなに困難な状況でも、ポジティヴな側面がきっと見つかる。

●自分の長所に目を向ける。

●人との出会いを楽しむ。

●嫌な人でも長所に目を向ければ、だんだん嫌でなくなっていく。

●ものおじせずに質問する。

●心の持ち方を変える。

●たとえ結果がよくなくても、自分は、その時点では最善の決定をしたのだと考える。

●耳の痛いことでも快く受け容れる。

●人生は思いどおりになるとは限らない。どうにもならないことに怒っても仕方がない。

●自分の問題を人のせいにするのではなく、自分には何ができるかを考える。

●「人生は不公平だ」とぼやいている時間があったら、自分にできることをして、よりよい未来を切り開く。

●一部の人に嫌われても気にしない。

●妥協すべきときは妥協し、個性を主張すべきときは個性を主張する。

●些細な問題に囚われない。

●人がいつも理解してくれると期待しない。