ビジネス書の世界がジオラマのように見渡せる本・・・【情熱的読書人間のないしょ話(223)】
【amazon 『世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊』 カスタマーレビュー 2015年11月12日】
情熱的読書人間のないしょ話(223)
散策中に、紅葉し始めたイロハモミジ、黄葉し始めたイチョウ、緑の葉たちの中で真っ赤に照り輝くホルトノキの葉を見つけました。これらの落ち葉を並べたら、我が家にも小さな秋の世界が出現しました。紅葉したニシキギも見事です。因みに、本日の歩数は18,510でした。
閑話休題、『世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊』(グローバルタクスフォース編、総合法令出版)は、定評あるビジネス書たちの世界がジオラマのように見渡せるので、初級者に最適な一冊です。
それぞれのビジネス書について、●論理的思考の本か、戦略の本かといった「機能別分類」、●初級者向けか、上級者向けかといった「キャリア職位別分類」、●「読み継がれている理由」、●「要旨」、●「重要なメッセージ」、●「目次」、内容の構成を示す「体系マップ」――が8~10ページにまとめられているので、どういうビジネス書がどういう領域で重要な位置を占めているのか、そして、自分はどのビジネス書から取りかかればいいのかが明らかになります。
一方、中級者、上級者は、本書によって自分の脳内書庫を点検することができるでしょう。
私も、クリティカル・シンキングに関する体系書と紹介されている『考える技術・書く技術――問題解決力を伸ばすピラミッド原則(新版)』(バーバラ・ミント著、山﨑康司訳、ダイヤモンド社)で、ピラミッド原則を学ぶことに決めました。