美女の顔半分が犬の顔という写真に目を奪われた･･･【情熱的読書人間のないしょ話（317）】

散策中に、鮮黄色の花を咲かせているマンサクを見つけました。サンシュユも黄色い小花をたくさん付けています。コブシの白い花が満開です。コブシに似た白花のハクモクレンも負けじと咲き誇っています。大輪の白いツバキも頑張っています。因みに、本日の歩数は10,784でした。

閑話休題、美女の顔半分が犬の顔という写真に目を奪われてしまいました。そのユニークな写真が表紙となっている『SUPER FLASH GIRLS――超閃光ガールズ』（趙燁著、雷鳥社）は、常人の想像力を遥かに超えたボディ・アートの作品集です。

美女の顔、首、肩がホチキスで綴じ合わされている「繕う」、首から胸にかけて広がった巣から出てきた大きな蜘蛛が美女の唇に取り付いている「有毒」、目以外の顔全体が華やかな花々で覆い尽くされた「開花」、抱き合った女性の腕が、背中を見せる女性の体を貫通した円い穴からこちら側に突き出されている「親密」、美女の壊された顔半分の向こうに夜空が広がり星が輝いている「閃光」などなど、いずれも強烈な印象が心に刻み付けられる、衝撃的な作品ばかりです。

「紙ではなく、人間の身体のうえに絵の具で絵を描きはじめたのは、4年前」。この作者の次の写真集が今から待ち遠しい私です。

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