こういうとき、英語ではどう言えばいいのかが分かる便利な本・・・【情熱的読書人間のないしょ話(652)】
千葉・印西の戸神川防災調整池で100羽以上のオシドリが群れているのを見たと、野鳥観察で知り合った原田健氏に報告したところ、早速、現場に駆けつけた原田氏から素晴らしい作品3枚が送られてきました。100羽以上のオシドリが一斉に飛び立つ瞬間を捉えた見事かつ貴重な写真です。
閑話休題、『これを英語で言えますか?――学校で教えてくれない身近な英単語』(講談社インターナショナル編、講談社インターナショナル)には、驚きの英語表現が詰まっています。
「英語にならない日本の挨拶」、「英語でどう言う? こんな決まり文句」、「これくらいは知っておきたい、数や図形の英語」、「毎日使っているものなのに、英語では、ン?」、「文化が違うから難しい、食物と料理の英語」、「米英なら子供でも知ってます! 遊びの英語」、「留学希望者は必読です。『キャンパス』の英語」、「ビジネスマンの常識。会社の英語、社会の英語」、「覚えておくと安心です。病衣と身体の英語」、「英語で言いたい、とっさの一言」、「日本の諺と四字熟語、英語の発想で言えば」、「日本の文化を英語でどこまで話せますか?」など、えっ、そうなのか、そう言えばいいのかという驚きの連続です。
例えば、「和製英語、ホントの英語をご存じですか?」は、こんなふうです。「イメージアップ→improvement of one’s[a company’s]image」。「『イメージダウン』はdamage to one’s[a company’s]image」という注記が付されています。
「キャリアアップ→improve one’s career」。「career upと言えば、『現役引退』と勘違いされかねません」。
「コストダウン→cost cutting」。「『経費を節減しよう』はLet’s cut down on expenses.と言います」。
こういうとき、英語ではどう言えばいいのか――が、これほど系統立てて網羅されていると、本当に助かります。