イソップ寓話から学べること・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2041)】
ノブドウの実、ミニシクラメン、コスモス、コエビソウの花、ハゼ、ツタ、サトイモの葉に陽が当たっています。我が家のキクにも陽が。因みに、本日の歩数は11,009でした。
閑話休題、『迷いがすっきり消えるイソップ人生論』(植西聰著、海竜社)は、イソップ寓話を通じて、●夢や希望を持つ上昇思考、●人生を良い方向に切り開いていくために大切な行動思考、●日々、ポジティブに生きるために大切な楽観思考、●日々、心地良い気持ちで、楽しく過ごすために大切な快心思考、●他人から好かれ、良好な人間関係を築くために大切な尊重思考、●世のため人のために尽くす貢献思考――を身に付けようと呼びかけています。
●宿命は変えられないが、運命は変えられる。←『カラスと白鳥』
●夢・願望には叶えられるものと、叶わないものがある。ムリをすれば失敗する。←『お腹をすかせたイヌたち』
●勝つ見込みのない戦いはしないほうがいい。←『戦争をするイヌとオオカミ』
●言い訳をしても、夢は実現しない。←『ブドウを食べそこねたキツネ』
●他人の意見に振り回されると、けっきょく自分が損をする。←『パン屋の親子とロバ』
●しっかりと仕事をすることが宝物となる。←『農民と三人のなまけ者の息子たち』
●欲張って、あれも叶えよう、これも叶えようとする者は、何も得られない。←『ライオンとウサギ』
●足るを知らないと、元も子もない。←『金の卵を産むニワトリ』
●願うだけで行動しなければ、何も得られない。←『転覆する船に乗っている男』
●チャンスを見過ごしてはならない。チャンスはつかんでこそ、運も上向くようになる。←『黄金のライオンを見つけた男』
●自分の能力を低く見積もってはならない。とてつもない可能性を秘めている。←『狩りをともにしたライオンとロバ』
●過去の失敗にいつまでもクヨクヨしてはならない。明日もそうとは限らない。←『コウモリとイバラとカモメ』
●道を開いていく人は、一歩を踏み出す勇気を持つ。←『ネコとネズミたち』
●絶体絶命のときでも、アイディア次第でチャンスはやって来る。←『笛を吹くオオカミ』
●どんなに小さなチャンスでも逃してはならない。←『小鳥とタカ』
●起こったことを自分に都合よく解釈する人は、悩みを力に変えられる。←『しっぽのないキツネ』
●人生の醍醐味は、欠点を「武器」に変えることにある。←『ウシとの対決に勝ったネズミ』
●たいていの問題は、ひと工夫すれば解決するようにできている。←『カラスと水さし』
●愚者は失敗を挫折という。賢者は失敗を教訓という。←『イヌとオオカミ』
●壁にぶつかったとき柔軟に対処すれば、災難から逃れられる。←『コウモリとイタチ』
●ひとりでいる時間に優るゴールデンタイムはない。←『サルの二匹の子ども』
●愚者は背伸びをして生きる。賢者は身の丈に合わせて生きる。←『王様になろうとしたカラス』
●人にはそれぞれ才能がある。他人をうらやましがると失敗する。←『空を飛びたがったカメ』
●どうでもいいことやくだらないことで、エネルギーを費やすことほどバカらしいことはない。←『ライオンとイノシシ』
●楽しみのヒントは身近なところに潜んでいる。←『井戸に落ちた天文学者』
●何か重い悩みがあると、何事も楽しめない。←『首輪でつながれたイヌ』
●人は誰でも問題を抱えながら生きている。他人をうらやましがる必要はない。←『バラとケイトウ』
●人は誰でも、まわりの人の支えによって生かされている。←『「祭りの日」と「次の日」』
●人間関係がうまくいっている人は、相互依存の関係を築いている。←『胃袋と足』
●人から好かれる人には、順境のときにこそ謙虚に振る舞うという共通点がある。←『カラスとキツネ』
●人の悪口はたとえ間接的であっても言わないほうがいい。←『ラッパ吹き』
私の知らないイソップ寓話がたくさんあることに驚きました。