榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

104種の動物の素晴らしい絵を堪能できる大型本・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2109)】

【読書クラブ 本好きですか? 2021年1月21日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2109)

高木でマヒワ(写真1)が群れています。マヒワの雄(写真2、3)、雌(写真4、5)、コゲラ(写真6~9)。シジュウカラ(写真10)をカメラに収めました。月と火星が接近して見えます。

閑話休題、大型本『うつくしすぎる世界の動物』(ベン。ホアー文、ダニエル・ロング、アンジェラ・リッツァ、ダニエラ・テラッツィーニ絵、高里ひろ訳、主婦の友社)に収められている104種の動物の絵の素晴らしさに、思わず溜め息が漏れてしまいました。

それぞれの動物の特徴を、これほど美しく、印象的に描けるとは、驚きです。そして、添えられている解説で、その動物に対する理解を深めることができます。

いずれも魅力的なのだが、私の独断で選んだベスト3は、このようになりました。●キジの仲間のキンケイの金色と焦げ茶色のきらびやかな顔から鋭く覗く目玉、●マンドリルの赤と青にくっきりと彩られた、思い切り派手な顔、●ブダイの仲間のイロブダイの鮮やかな青緑地に黄色い点が鏤められた顔――には、息を呑みました。