榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

腰部脊柱管狭窄症を改善するには、自助努力が必要だ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(2780)】

【読書クラブ 本好きですか? 2022年11月26日号】 情熱的読書人間のないしょ話(2780)

さまざまなキノコをカメラに収めました。

閑話休題、私は腰部脊柱管狭窄症と診断され、自宅近くの「はた整形外科クリニック」(秦 命賢院長)に通院しています。

脊柱管狭窄症を治す竹谷内式100点法――ひとつの体操と7つの工夫』(竹谷内康修著、さくら舎)は、「脊柱管狭窄症は、加齢とともに悪い姿勢や習慣が積み重なった結果です。ですから、他力本願だけで治すことは難しい病態であり、『自分で治す』という自助努力が欠かせません」と強調しています。

整形外科医・カイロプラクターの著者が勧める自助努力の具体策は、このようなものです。「症状の源になっている『脊柱管狭窄』にダイレクトに働きかけて根本治療に通じる『ひざ抱え・腰まるめ体操』という運動療法が1項目、あとの7項目は『神経のダメージを回復させるために実践すべきこと』で、姿勢や動作など生活習慣の見直しと、それにともなう日常生活の工夫です。具体的には、『立ち方』『小股歩き』『細切れ歩き』『歩行をサポートするアイテムを使う』『座り方』『寝方』『低反発マットレス』になります」。

著者が要と位置づけている「ひざ抱え・腰まるめ体操」は、私が「はた整形外科クリニック」の理学療法士から自宅で毎日行うよう指示されているストレッチの一つと似通っています。私は、クリニックにおける診断+リハビリテーションと自宅における薬物療法+2種類のストレッチ+1種類のトレーニングによって、症状が劇的に改善してきているのだが、本書を読んで、意を強くした次第です。

女房のように颯爽と歩けるようになるまで、頑張るぞ!