榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

海辺にある海水プール探訪記・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3048)】

【読書クラブ 本好きですか? 2023年8月22日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3048)

早朝、我が家の庭師(女房)から、弾んだ声で、漸くクレオメが咲いたわよ、との報告がありました。というのも、私の妹からもらったクレオメの種がなかなか発芽せず、漸く3度目の挑戦で発芽し、開花に漕ぎ着けたからです。クレオメ・ハスレリアナ(セイヨウフウチョウソウ)の花色の変化を観察しました(写真1は5:00、写真2は11:00、写真3は17:00、写真4は20:00に撮影)。

閑話休題、『海のプール――海辺にある「天然プール」を巡る旅』(清水浩史著、草思社)は、著者が国内外の「海のプール」を巡った記録集です。

「海のプール」とは「海だけどプール、プールだけど海、という存在だ。つまり、海辺にある海水プールのことを指す。岩礁を掘ったり、必要最小限のコンクリートで海を囲ったりしたものだ。その多くは潮の満ち引きを利用して、海水が自然に循環するようにつくられている」。

「海のプール・海岸編」、「ローカル線沿いのプール巡礼」、「海のプール・離島編」、「海のプール・新旧探訪編」と読み進んでいくうちに、若い頃、夏休みを取って八ヶ岳や軽井沢などを車で訪れた時、予め水泳パンツやゴーグルを用意しておいて、見かけたプールで数十分泳いだことを懐かしく思い出してしまいました。こうして山間のあちこちのプールで泳いだが、残念ながら海辺の海水プールでは泳いだ経験がありません。もっと早く本書に出会いたかったなあ。