情報伝達は短く、しかし浅くはするな・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3578)】
【読書の森 2025年1月20日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3578)
吸水し、水浴びし、水滴を振るい落とすシロハラ(写真1~5)、ツグミ(写真6)、オオバン(写真7、8)、オカヨシガモの雄(写真9)、雌(写真10、11)、ホオノキの落ち葉(写真12)をカメラに収めました。因みに、本日の歩数は12,560でした。
閑話休題、『Simple ――「簡潔さ」は最強の戦略である』(ジム・ヴァンデハイ、マイク・アレン、ロイ・シュウォーツ著、須川綾子訳、ダイヤモンド社)が提唱する基本原則は、スマート・シンプル、すなわち「短く、しかし浅くはしない」です。
本書の教えに従い、著者が伝えたいことを簡潔にまとめてみました。
●スマート・シンプルの4つの原則
①「タイトル」で心をつかむ。
②「リード文」でいちばん大事なことを伝える。
③「なぜそれが重要か?」で文脈を示す。
④「さらに知る」で詳細を伝える。
●読み手ファーストの5つの秘訣
①「伝えたい一人の相手」に語りかける。
②心にとどめてほしいことを「1つ」はっきりさせる。
③人間に向けて「人間らしく」書く。
④そして書く。
⑤「よけいなこと」は言わない。
●簡潔にする4つのノウハウ
①伝えるべき要点を「リストアップ」する。
②可能なら、要点のリストを「1つか2つ」に絞る。
③「本気」で見直す。
④削除、削除、削除。
●情報伝達の4つのアドヴァイス
①「箇条書き」を多用する。
②「太字」を使う。
③短く区切る。
④スパッと終わる。