そう楽観視はできないだろうが、105歳を目指している私を勇気づけてくれる一冊です・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3661)】
【読書の森 2025年4月12日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3661)
ツマキチョウの雄と雌が出現しているという森に駆けつけ、3時間近く粘ったが、出会えず。比較的近くで、アオゲラの鳴き声を耳にしたが、撮影に至らず。アゲハチョウ(写真1)、キタテハ(写真2)、モンシロチョウ(写真3)をカメラに収めました。ウグイスカグラ(写真4)、カジイチゴ(写真5)、ニガイチゴ(写真6)が咲いています。アカメガシワ(写真7)の赤い芽が目を惹きます。我が家の庭師(女房)から、シバザクラ(写真14)が咲いたわよ、との報告あり。因みに、本日の歩数は12,058でした。
閑話休題、『死とは何か――生と死のちがいとは何か 不死は可能なのか(最新版)』(ニュートン プレス・Newton別冊)は、「死」に対して多面的に取り組んでいます。
とりわけ興味深いのは――
●私たちの生は、日々死にゆく細胞によって支えられている。
●老化の原因は、DNAの読み取りミス。まちがいを正せば、老化を巻きもどせる。
●不老や若返りのテクノロジー開発が進行中。長寿のために今すぐできる対策もある。
●ターゲットは、蓄積する「老化細胞」。ねらって除去する薬を開発せよ!
●iPS細胞のテクノロジーを使っていどむ人体の若返り。
●人体の内部は、ロボットで治療する時代へ。細胞ロボットも誕生した。
●脳をアップロードすれば、肉体の死が克服され、「私」は半永久的に生きつづける。
そう楽観視はできないだろうが、105歳を目指している私を勇気づけてくれる一冊です。