榎戸誠の情熱的読書のすすめ -3つの読書論・ことばのオアシス・国語力常識クイズ(一問一答!)-

生成AI時代には、プロフェッショナルは稼げなくなる、プログラミングは学ばなくていい――というのは本当か・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3551)】

【読書の森 2024年12月25日号】 情熱的読書人間のないしょ話(3551)

幸運にも、イカルチドリ(写真1~6)に出会うことができました。アオサギ、コサギ、カルガモ、ヒドリガモたちが日光浴しています(写真7~10)。ロウバイ(写真11~13)、ソシンロウバイ(写真14~17)が咲いています。因みに、本日の歩数は12,203でした。

閑話休題、『大前研一 日本の論点2025~26』(大前研一著、プレジデント社)で、さすが大前研一と脱帽したことが3つあります。

第1は、国民皆保険制度の破綻を防ぐために、現行の医療制度にどのようなメスを入れるべきか?
●病気の再定義で、健康保険の財政悪化は改善する。
●オンライン診療でムダを削れば医師や看護師も楽になる。
●病院の経営悪化は「株式会社化」で解決できる。

第2は、プログラミングは時代遅れ? 生成AIで求められる人材像はどのように変わったのか?
●生成AI時代には、プロフェッショナルは稼げなくなる。
●最早、プログラミングは学ばなくていい。

第3は、生成AI各社がしのぎを削る国際競争において、日本企業は勝者になれるのか?
●アップルが時価総額1位の座をマイクロソフトに明け渡さざるを得なかったのは、iPhoneの次の一手が見えていないからだ。
●出遅れた日本企業は、AIを使いこなす技術・プロンプトエンジニアリングに磨きをかける方向にシフトすべきだ。