必要なものは何ひとつ忘れてはならない、しかし不要なものは何ひとつ持って行ってはならない・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3778)】
【読書の森 2025年7月27日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3778)
我が家の庭師(女房)が、キマダラカメムシの幼虫(写真1)を見つけました。フヨウ(写真2~5)、アメリカフヨウ(写真6)、アサガオ(写真7、8)、オニユリ(写真9)、ルリマツリ(学名:プルンバゴ・アウリクラタ。写真10)が咲いています。因みに、本日の歩数は11,584でした。
閑話休題、『自然に生きる――不要なものは何ひとつ持たない』(辰野勇著、角川新書)のテーマは、登山、キャンプの勧めです。
●人間の脳は疲れ知らずの機械ではなく、簡単に疲弊してしまう。しかし、日常の雑務を中断して自然環境に身を置けば、元気を取り戻せるだけでなく、知的能力も向上する。
●ひとりだからこそ味わえる沈黙の時間に身を置く。日常生活の煩わしさから逃れて、自然の中にひとり身を置いてみる。岩の上に腰掛けて、空を見たり森を眺めたりしていると、心がじわじわと解き放たれていく。
●自然の中に身を置くと、野性が甦る。本来身につけていたはずの「今を生きる力」を呼び戻すことができる。
●必要なものは何ひとつ忘れてはならない、しかし不要なものは何ひとつ持って行ってはならない。
●「行き当たりばっ旅」で、予期せぬ出会いを楽しむ。
●常に前を向いて、心のバランスを取って、くよくよしないで、その日一日に満足することができれば、カレンダーに○印をつける。