本を探す愉しみ、読む愉しみ、評す愉しみ・・・【情熱的読書人間のないしょ話(3372)】
【読書の森 2024年7月4日号】
情熱的読書人間のないしょ話(3372)
アカアシオオアオカミキリ(写真1)、ヒメウラナミジャノメ(写真2)をカメラに収めました。シロソウメンタケあるいはシロソウメンタケモドキ(写真3、4)、マンネンタケ(別名:レイシ。写真5)が生えています。サルスベリ(写真6)、ムクゲ(写真7~9)、アルストロメリア(写真10~12)が咲いています。我が家のキンモクセイで、キジバト(写真13)が巣作りを始めたようです。
閑話休題、『本を読む――3000冊の書評を背景に』(中沢孝夫著、草思社)は、「日本経済新聞(夕刊)」、「週刊朝日」などに3000冊に及ぶ書評を掲載してきた著者の読書記録です。
随所から、本を探す愉しみ、読む愉しみ、評す愉しみがひしひしと伝わってきます。
「本を読む人と読まない人間は、明らかに発想が異なっていると思う。とくにリベラルアーツの厚みは大切であると思う。いうまでもないことだがリベラルアーツとは、必ずしも答えがないことでも、自由に物事を考えたり発想したりすることである」。全く同意見です。
趣味として書評を続けている私は、「本を輝かすために本を語れ」という著者の書評の基本姿勢に励まされました。