情熱の本箱
- 2023/08/25 釈迦の仏教に迫ろうと、民衆の中に分け入り、乞食僧という実践を貫いた良寛の評伝・・・【情熱の本箱(404)】
- 2022/10/20 ハーヴァード大学の数学・物理学教授が1年生向けの教材として使用している一風変わったテキスト・・・【情熱の本箱(403)】
- 2022/06/07 地球や太陽どころか、宇宙そのものにも終わりが訪れる・・・【情熱の本箱(402)】
- 2022/05/30 本書のおかげで、私の人類進化の知識をアップグレイドすることができた・・・【情熱の本箱(401)】
- 2022/05/08 59年間、私はとんでもない誤解をしていた、『草枕』という作品を・・・【情熱の本箱(400)】
- 2022/04/02 『怒りの葡萄』を薦めてくれた女子大生との会話・・・【情熱の本箱(399)】
- 2022/02/26 芥川龍之介が、『六の宮の姫君』はキャッチボールだと言った謎に挑む・・・【情熱の本箱(398)】
- 2022/02/18 1冊で3通り楽しめる心憎い傑作・・・【情熱の本箱(397)】
- 2022/02/17 小説の女神に魂を捧げた小島信夫の内奥を知るのに欠かせない一冊・・・【情熱の本箱(396)】
- 2022/02/11 運命の昭和20年8月15日に至る緊迫のドキュメント・・・【情熱の本箱(395)】
- 2022/02/08 ノモンハン事件を引き起こした秀才参謀、辻政信と服部卓四郎の許されざる罪・・・【情熱の本箱(394)】
- 2022/02/05 「生命史上の大進化はどのようにして起きたのか」という大テーマに挑戦した意欲作・・・【情熱の本箱(393)】
- 2021/12/18 ジョルジュ・バタイユのフランツ・カフカ論に異論あり・・・【情熱の本箱(392)】
- 2021/12/15 若い木田元がマルティン・ハイデガーに惹かれたのはなぜか・・・【情熱の本箱(391)】
- 2021/12/13 小泉信三の森鴎外、夏目漱石、幸田露伴に対する人物評が、なかなかに興味深い講義録・・・【情熱の本箱(390)】
- 2021/12/08 最澄と徳一は、なぜ論争を繰り広げたのか・・・【情熱の本箱(389)】
- 2021/12/04 岡田英弘の『歴史とはなにか』は、まさしく、名著である・・・【情熱の本箱(388)】
- 2021/11/23 「私は考える、だから私は在る」は、デカルトが言い出しっぺではなかった・・・【情熱の本箱(387)】
- 2021/11/19 批評とは、著者が隠していることを読み取る技術だ・・・【情熱の本箱(386)】
- 2021/11/16 杉原千畝の「命のヴィザ」は、ホロコーストとは関係がなかった・・・【情熱の本箱(385)】
- 2021/11/02 中国の儒学を日本の儒学へと変貌させた徳川光圀、荻生徂徠、伊藤仁斎、熊沢蕃山・・・【情熱の本箱(384)】
- 2021/10/31 「自分のための書評」という利己的な書評は許されるか・・・【情熱の本箱(383)】
- 2021/10/01 遂に、下山総裁謀殺事件の真実に辿り着いた、緊迫感漲るドキュメント・・・【情熱の本箱(382)】
- 2021/09/29 『死の棘』の嫉妬に狂う妻・島尾ミホの実像に迫った、力漲る評伝・・・【情熱の本箱(381)】
- 2021/09/25 乃木希典は無能だったのか、森鴎外の良心の呵責とは、天智天皇は天武天皇に暗殺されたのか・・・【情熱の本箱(380)】
- 2021/09/17 連合国軍最高司令官マッカーサーが暗号に込めた狙いとは・・・【情熱の本箱(379)】
- 2021/09/10 少なくとも2回、多ければ5回、全地球が凍結したというスノーボール・アース仮説とは・・・【情熱の本箱(378)】
- 2021/09/02 『若草物語』のオルコットは、その2年前に、スリラー小説『仮面の陰に』を書いていた・・・【情熱の本箱(377)】
- 2021/08/30 ノンフィクション好きの私が、無性に読みたくなったノンフィクション5冊・・・【情熱の本箱(376)】
- 2021/08/26 『小公子』、『小公女』、『秘密の花園』の作者・バーネットの苦悩に満ちた人生・・・【情熱の本箱(375)】
- 2021/08/25 私を死の恐怖から解放してくれたエピクロスの思想を長詩にまとめたルクレティウスの写本を千数百年ぶりに再発見した男がいた・・・【情熱の本箱(374)】
- 2021/08/24 私の好きな作品に抱いてきたイメージが木っ端微塵に打ち砕かれてしまった・・・【情熱の本箱(373)】
- 2021/08/22 『横しぐれ』は、次々と生じる謎を追いかける文学的推理小説だ・・・【情熱の本箱(372)】
- 2021/08/21 プルーストの母親はユダヤ人、本人は同性愛者なのに、『失われた時を求めて』の「私」がユダヤ人でなく、同性愛者でないのはなぜか・・・【情熱の本箱(371)】
- 2021/08/07 人類の歴史に残る200冊とは、いったい、どういう本だ・・・【情熱の本箱(370)】
- 2021/08/03 ロバート・キャパの恋人、ゲルダ・タローは、なぜ、戦場で死ななければならなかったのか・・・【情熱の本箱(369)】
- 2021/07/08 『ミドルマーチ』という19世紀のイギリスの長篇小説は、そんなに凄い作品なのか・・・【情熱の本箱(368)】
- 2021/07/01 徳川家重(9代将軍)、家定(13代将軍)が言語不明瞭だったのは、大奥の女たちの厚塗り白粉化粧が原因だった・・・【情熱の本箱(367)】
- 2021/06/13 日本列島が誕生するには、4つの奇跡が必要だった・・・【情熱の本箱(366)】
- 2021/06/04 中国社会に孔子が登場した背景とは、マルクスと南北戦争の関係とは・・・【情熱の本箱(365)】
- 2021/05/19 葵上は冷たい女か、女性を嘗め回すような源氏の視線とは、濡れ場の実態は――『源氏物語』を楽しむための本・・・【情熱の本箱(364)】
- 2021/05/17 日本の家屋が夏向きに造られている、神社が森で囲まれている――その理由が明らかに・・・【情熱の本箱(363)】
- 2021/05/09 三浦梅園のことを知りたくて、本書を手にしたが・・・ ・・・【情熱の本箱(362)】
- 2021/05/04 大哲学者イマヌエル・カントの晩年に肉薄した一冊・・・【情熱の本箱(361)】
- 2021/05/03 フランスの王政復古期の貴族の結婚は、持参金が物を言う世界だった・・・【情熱の本箱(360)】
- 2021/04/21 明治維新の成功は、ベストの人材が最重要課題に取り組み、驚くべきスピードで決定・実行したことにあった・・・【情熱の本箱(359)】
- 2021/04/18 野心的な地方青年たちは、馬車でパリを目指す・・・【情熱の本箱(358)】
- 2021/04/14 読書家のアドルフ・ヒトラーに大きな影響を及ぼした書籍とは・・・【情熱の本箱(357)】
- 2021/04/11 『鳥獣戯画』の相撲を取るウサギは明恵で、カエルは釈迦だという大胆な仮説・・・【情熱の本箱(356)】
- 2021/03/30 本書のおかげで、マルセル・プルーストについて、いろいろ学ぶことができた・・・【情熱の本箱(355)】
- 2021/03/22 グーグルより38年早く「検索サービス」を始めた男、江副浩正の光と陰・・・【情熱の本箱(354)】
- 2021/03/20 『源氏物語』を現代語訳で読むなら、林望訳がお薦めだ・・・【情熱の本箱(353)】
- 2021/03/02 これまで出会った経済学の名著の解説本の中で、私見では第1位の優れもの・・・【情熱の本箱(352)】
- 2021/02/05 『明月記』から読み解く、定家の西行との関わり、後鳥羽院との微妙な関係、そして、実朝の真実・・・【情熱の本箱(351)】
- 2021/02/02 イスラエルは、「歴史的イスラエル」、「原イスラエル」、「聖書的イスラエル」の3つに分けて考えよう・・・【情熱の本箱(350)】
- 2021/01/24 本書のおかげで、老子と荘子の思想には相違があること、老荘思想が道教、中国仏教の成立に重要な役割を果たしたこと――を学べた・・・【情熱の本箱(349)】
- 2021/01/06 かなりひねくれたニーチェ論だが、驚くべき指摘に満ちた一冊・・・【情熱の本箱(348)】
- 2020/12/30 55年ぶりに、ニーチェの『この人を見よ』を読み返してみた・・・【情熱の本箱(347)】
- 2020/12/29 『ツァラトゥストラ』で、ニーチェは何が言いたかったのか・・・【情熱の本箱(346)】
- 2020/12/06 ブレヒトと、彼を巡る多くの女性たちとの愛と性の真実・・・【情熱の本箱(345)】
- 2020/11/19 邪馬台国はどこにあったのか、聖徳太子は実在したのかなど、最新成果満載の一冊・・・【情熱の本箱(344)】
- 2020/11/02 『古事記』では大きく扱われている出雲神話が、『日本書紀』にはほんの僅かしか記されていないのはなぜか・・・【情熱の本箱(343)】
- 2020/10/18 アインシュタインの一般相対性理論は、エディントンの皆既日食観測によって裏付けられた・・・【情熱の本箱(342)】
- 2020/10/10 「愚行」を巡るフローベール、ドストエフスキー、ニーチェの興味深い関係・・・【情熱の本箱(341)】
- 2020/09/15 中国初の王朝、夏王朝は確かに実在した・・・【情熱の本箱(340)】
- 2020/09/13 ブッダは実在したのか、世界の宗教は消滅に向かうのか――を問う一冊・・・【情熱の本箱(339)】
- 2020/08/23 アーキアの発見、遺伝子の水平伝播の発見が、生物進化の基本概念を覆した・・・【情熱の本箱(338)】
- 2020/08/19 法然は、なぜ、「南無阿弥陀仏」と称えるだけで極楽往生できるなどと言い出したのか・・・【情熱の本箱(337)】
- 2020/08/18 須賀敦子のカトリックへの強い共感に脚光を当てた評伝・・・【情熱の本箱(336)】
- 2020/08/15 日米開戦の4カ月前に、若手研究生たちから、日本必敗という研究結果が内閣に報告されていた・・・【情熱の本箱(335)】
- 2020/08/13 オセロとデズデモーナの性的結びつきは、人種差別と家父長制度への反逆だという指摘・・・【情熱の本箱(334)】
- 2020/08/07 若い人に真っ先に薦めたい本に出会った・・・【情熱の本箱(333)】
- 2020/08/05 邪馬台国九州説と近畿説が面と向かって激突した結果は――・・・【情熱の本箱(332)】
- 2020/08/02 偽文書「椿井文書」は、なぜ、昔も今も、人々に持て囃されるのか・・・【情熱の本箱(331)】
- 2020/07/21 ハイデガーに惚れてしまった木田元は、性格の悪いハイデガーとどのように付き合ったのか・・・【情熱の本箱(330)】
- 2020/07/13 「原稿は焼いてくれ」という親友ブロートへの遺書は、カフカの賭けだった・・・【情熱の本箱(329)】
- 2020/07/10 貧農夫婦が大地主にのし上がる過程を描いた、骨太な年代記『大地』・・・【情熱の本箱(328)】
- 2020/06/29 足利義満は虚構を愉しむ達人で、金閣寺はそれを象徴する仮想現実空間だった・・・【情熱の本箱(327)】
- 2020/06/28 「鳥獣戯画」は、いつ、誰によって、何のために描かれたのか・・・【情熱の本箱(326)】
- 2020/06/25 吉田茂は、ダグラス・マッカーサーとの勝負に勝ったと自負していた・・・【情熱の本箱(325)】
- 2020/06/20 松本清張が新聞小説『砂の器』で、たくらんだこと・・・【情熱の本箱(324)】
- 2020/06/06 宗教と哲学の違い、哲学の功績、ポストモダン思想、新・実在論とは・・・【情熱の本箱(323)】
- 2020/05/22 私の『ペスト』読解が間違っていないか気になって、『アルベール・カミュ ペスト』を手にした・・・【情熱の本箱(322)】
- 2020/05/22 ペストいう不条理に直面した人々は、どう行動したか。そして、その死の荒野から拾い上げられたものとは―― ・・・【情熱の本箱(321)】
- 2020/05/17 『悪童日記』の秘密を垣間見ることができる、アゴタ・クリストフの自伝・・・【情熱の本箱(320)】
- 2020/05/04 日本の文明的転換点――平仮名の発明、「詫び」から「侘び」へ、「まなび」は「まねび」・・・【情熱の本箱(319)】
- 2020/04/29 和邇部の伝承が『古事記』のみに記され、『日本書紀』に記載されていないのはなぜか・・・【情熱の本箱(318)】
- 2020/04/23 慰安婦問題をでっち上げた「職業的詐話師」吉田清治の正体・・・【情熱の本箱(317)】
- 2020/04/18 もし、批評・評論がこの世になかったら・・・【情熱の本箱(316)】
- 2020/04/07 ナイル河の水源発見競争を繰り広げた探検家たちの人間臭い物語・・・【情熱の本箱(315)】
- 2020/04/05 66~67歳のメイ・サートンは、辛い1年間をどう乗り越えたのか・・・【情熱の本箱(314)】
- 2020/03/24 被差別部落で私生児として生まれ、数々の軛に束縛されながらも生き抜いた女がいた・・・【情熱の本箱(313)】
- 2020/03/17 平安時代の貴族は、一夫多妻制ではなく、一夫一妻制であった・・・【情熱の本箱(312)】
- 2020/03/16 在原業平に掠奪された高貴な姫君・藤原高子は嬉しかったのか、それとも、怖かったのか・・・【情熱の本箱(311)】
- 2020/02/28 松岡正剛の「曼荼羅的好奇心」と「数寄三昧的編集力」の妖しく底知れぬ世界・・・【情熱の本箱(310)】
- 2020/02/24 『源氏物語』に「輝く日の宮」という巻が存在したのか――丸谷才一が謎に挑戦・・・【情熱の本箱(309)】
- 2020/02/22 レオナルド・ダ・ヴィンチは、ミラノ宮廷の権力者の陰謀に加担していた・・・【情熱の本箱(308)】
- 2020/02/15 最後の陸軍大臣・阿南惟幾は、降伏を受け容れようとしていたのか、それとも、飽くまで本土決戦を目指していたのか・・・【情熱の本箱(307)】
- 2020/02/11 曲者に夫の鼻を根元から切り落とさせ、それを眺めるのを楽しみながら傅(かしず)く妻・・・【情熱の本箱(306)】
- 2020/02/04 哲学と宗教について、私の知らなかったこと、思い違いをしていたこと・・・【情熱の本箱(305)】
- 2020/02/03 中国から日本へ――禅の歴史の全体像が俯瞰できる一冊・・・【情熱の本箱(304)】
- 2020/01/30 俳句革新者・正岡子規は、過激な短歌革新者でもあった・・・【情熱の本箱(303)】
- 2020/01/26 成長の記録+愛の記録+黒人差別の記録=ミシェル・オバマの自叙伝だ・・・【情熱の本箱(302)】
- 2020/01/15 女陰切除・男子割礼を野蛮だと非難するのは、許されることだろうか・・・【情熱の本箱(301)】
- 2019/12/30 アフリカ人やアメリカ大陸の先住民がヨーロッパ人に征服されてしまったのはなぜか・・・【情熱の本箱(300)】
- 2019/12/29 「現実歪曲フィールド」で事業を成功に導き、それによって自らの命を縮めた男、スティーブ・ジョブズ・・・【情熱の本箱(299)】
- 2019/11/16 『ドイツ参謀本部』は、日本人による著作の中で上位にランクされるべき傑作だ・・・【情熱の本箱(298)】
- 2019/11/07 本書のおかげで、なぜ、ベンヤミンが知識人たちに人気があるのか、朧げながら分かってきた・・・【情熱の本箱(297)】
- 2019/10/18 自他を「分ける」デカルトと、自他が「繋がる」ベイトソンの思考のいずれを支持すべきか・・・【情熱の本箱(296)】
- 2019/10/02 夏目漱石の妻の鏡子悪妻説を駁す・・・【情熱の本箱(295)】
- 2019/09/26 サマセット・モームの自伝的小説『人間の絆』を読んで、分かった3つのこと・・・【情熱の本箱(294)】
- 2019/09/14 恐竜の誕生期、台頭期、最盛期、絶滅期を俯瞰的に辿ることができる一冊・・・【情熱の本箱(293)】
- 2019/09/13 辻邦生と北杜夫の対談集を読んで、考えた5つのこと・・・【情熱の本箱(292)】
- 2019/09/11 『忘れられた巨人』で、カズオ・イシグロは何を訴えたかったのか・・・【情熱の本箱(291)】
- 2019/09/02 7200ページに及ぶレオナルド・ダ・ヴィンチのメモが教えてくれた7つのこと・・・【情熱の本箱(290)】
- 2019/09/01 戦後、「娼婦俳人」と言い囃され、突如、消息を絶った鈴木しづ子の生涯・・・【情熱の本箱(289)】
- 2019/08/28 ペルーの奥地の大河アマゾンの源流域に、未知の裸の先住民たちが現れた・・・【情熱の本箱(288)】
- 2019/08/25 『夜と霧』のヴィクトール・フランクルが心の底から愛した妻・ティリー・・・【情熱の本箱(287)】
- 2019/08/25 ゲーテは、恋愛は大好きだが、結婚は嫌だという自己中心主義者だった・・・【情熱の本箱(286)】
- 2019/08/18 夏目漱石の『こころ』は、3つの遺書で構成されている・・・【情熱の本箱(285)】
- 2019/08/15 資料や本を見た瞬間に、内容を理解し、コメントを言える「超速読力」の勧め・・・【情熱の本箱(284)】
- 2019/08/12 立ち直ったかに見えた太宰治が、5度目の自殺・心中で死んでしまったのはなぜか・・・【情熱の本箱(283)】
- 2019/08/03 生物進化の歴史は、繰り返されるのか、それとも一回きりのものか・・・【情熱の本箱(282)】
- 2019/07/19 アウシュヴィッツ強制収容所の死体焼却作業員たちが隠れて書き残した文書と、写真が存在した・・・【情熱の本箱(281)】
- 2019/07/17 江戸時代は身分制度が固定した時代だったという概念を根底から覆す著作・・・【情熱の本箱(280)】
- 2019/07/12 辻邦生とマルセル・プルーストの切っても切れない関係・・・【情熱の本箱(279)】
- 2019/07/09 種本の説教節『さんせう太夫』の精神と役割を軽視した森鷗外の『山椒大夫』・・・【情熱の本箱(278)】
- 2019/06/18 なぜ、日本人は薄暗がりが好きなのか・・・【情熱の本箱(277)】
- 2019/06/13 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』でヴェーバーが何を言いたかったのかが、初めて分かった・・・【情熱の本箱(276)】
- 2019/05/20 須賀敦子が惚れた本たちに、私も惚れてしまいそうだ・・・【情熱の本箱(275)】
- 2019/05/20 須賀敦子は、若き日々に、どのような読書体験を積み重ねてきたのか・・・【情熱の本箱(274)】
- 2019/05/10 「見えないものを見る」という一大変革をもたらしたフェルメールとレーウェンフック・・・【情熱の本箱(273)】
- 2019/04/12 古今和歌集における掛詞の重要性を理解できなかった正岡子規への反論の書・・・【情熱の本箱(272)】
- 2019/03/21 松岡正剛は、序破急の魔術師だ・・・【情熱の本箱(271)】
- 2019/03/18 貴族社会の中間管理職として苦悩し続けた藤原定家・・・【情熱の本箱(270)】
- 2019/03/10 源実朝暗殺事件が承久の乱を引き起こした・・・【情熱の本箱(269)】
- 2019/02/27 ある貴族が、諦めるために、憧れの女性の便器を奪い取って中を覗いたが―― ・・・【情熱の本箱(268)】
- 2019/02/25 独り暮らしの74歳の桃子さんと、心の中の柔毛突起との言い争いの結果は・・・【情熱の本箱(267)】
- 2019/02/25 『風と共に去りぬ』は恋愛小説ではなく、スカーレット・オハラは美人でなかった・・・【情熱の本箱(266)】
- 2019/02/17 ヒトの脳がトキソプラズマに操られているというのは本当か・・・【情熱の本箱(265)】
- 2019/02/14 交換教授制度を利用した二人の教授は、何と、妻をも交換することに・・・【情熱の本箱(264)】
- 2019/02/12 日銀総裁経験者が語る日銀総裁の役割、日銀の役割と課題・・・【情熱の本箱(263)】
- 2019/02/10 『カササギ殺人事件』の原稿の結末部分が行方不明! 作品内の殺人の犯人は? 作者の死の真相は?・・・【情熱の本箱(262)】
- 2019/02/05 武士は、京を父とし、地方を母とし、地方で育った強かな混血児だった・・・【情熱の本箱(261)】
- 2018/12/19 小説を深く読むことの大切さを説く、恐るべき本・・・【情熱の本箱(260)】
- 2018/12/02 人類の進化に関する知識を最新版に更新するのに最適な一冊・・・【情熱の本箱(259)】
- 2018/11/28 あなたも簡単に殺人者になり得る――実験結果と歴史的事実・・・【情熱の本箱(258)】
- 2018/11/21 小室直樹という稀有な学者を同時代人に持てた幸せを味わわせてくれる評伝・・・【情熱の本箱(257)】
- 2018/11/13 読書の達人・松岡正剛は、若き日にどんな本を読み、どう評していたのか・・・【情熱の本箱(256)】
- 2018/11/07 若山牧水の名歌の数々を誕生させた、園田小枝子との実らぬ恋・・・【情熱の本箱(255)】
- 2018/11/04 『ロビンソン・クルーソー』の作者はミーハーだった? 『赤毛のアン』の訳者が原作を捩じ曲げた?・・・【情熱の本箱(254)】
- 2018/11/03 「くすみ書房」という本屋があった、久住邦晴という素敵な書店主がいた・・・【情熱の本箱(253)】
- 2018/10/28 「経済人(ホモ・エコノミクス)」としての夏目漱石・・・【情熱の本箱(252)】
- 2018/09/23 ホモ・サピエンスの祖先は、アフリカでなく、ユーラシアで進化したという説得力十分な仮説・・・【情熱の本箱(251)】
- 2018/09/04 15~16世紀のヴェネツィアに、真の意味で最初の出版人がいた・・・【情熱の本箱(250)】
- 2018/08/27 1800年間も続いた青銅器時代文明が紀元前1177年に突如、消滅した原因は何か・・・【情熱の本箱(249)】
- 2018/08/22 トム・ソーヤー不要論・・・【情熱の本箱(248)】
- 2018/08/09 幕末・維新期、最強の政治的人間・大久保利通が不人気なのはなぜか・・・【情熱の本箱(247)】
- 2018/08/09 記紀の仲哀天皇以前の記述は史実ではないと、戦前に喝破した津田左右吉・・・【情熱の本箱(246)】
- 2018/07/19 日本女性への思いから、日本国憲法に「男女平等」を書くべく頑張った女性がいた・・・【情熱の本箱(245)】
- 2018/07/05 釈迦の本質的な教えとは何か、それが大乗仏教へと変質してしまったのはなぜか・・・【情熱の本箱(244)】
- 2018/06/29 遂に、『南総里見八犬伝』の原文に挑戦・・・【情熱の本箱(243)】
- 2018/06/28 『南総里見八犬伝』の解剖学的解説書の凄み・・・【情熱の本箱(242)】
- 2018/06/27 形而上学と構築主義を乗り越えた「新しい実在論」とは何か・・・【情熱の本箱(241)】
- 2018/06/14 カフカが寓話的な小説を、紫式部が『源氏物語』を書いた真の理由・・・【情熱の本箱(240)】
- 2018/06/12 捕虜収容所の冷え切った食堂で行われたプルーストに関する連続講義・・・【情熱の本箱(239)】
- 2018/06/02 本能寺の変は、黒幕は存在せず、明智光秀の突発的な単独犯行だった・・・【情熱の本箱(238)】
- 2018/05/26 読書の醍醐味が縦横無尽に語られている一冊・・・【情熱の本箱(237)】
- 2018/04/25 『魏志』「倭人伝」は、陳寿が時の皇帝の胸底を忖度して記したものだった・・・【情熱の本箱(236)】
- 2018/04/17 人類は「協力する人」「投げる人」「耕す人」「交換する人」と進化してきた・・・【情熱の本箱(235)】
- 2018/04/13 ヒッグス粒子発見、重力波直接観測を踏まえた最新素粒子論の解説書・・・【情熱の本箱(234)】
- 2018/04/10 松岡正剛と佐藤優の、読書・書評・知のネットワークを巡る血沸き肉躍る対談集・・・【情熱の本箱(233)】
- 2018/03/27 倭の五王が宋に外交使節を送らざるを得なかったのは、なぜか・・・【情熱の本箱(232)】
- 2018/03/03 類縁種の生物が、海洋で遠く隔てられた各大陸に棲息している謎に迫る・・・【情熱の本箱(231)】
- 2018/02/23 能動態でも受動態でもない中動態という世界が存在していたとは・・・【情熱の本箱(230)】
- 2018/02/22 バルザックの作品かと錯覚させられた、人間心理の深奥を暴いた傑作小説・・・【情熱の本箱(229)】
- 2018/02/20 兼好のよく知られている出自や経歴は、ある人物が捏造したものであった・・・【情熱の本箱(228)】
- 2018/02/17 アウシュヴィッツ強制収容所から生還した15歳の少女がいた・・・【情熱の本箱(227)】
- 2018/02/14 日本人の祖先には縄文人、弥生人だけでなく、もう一つの集団がいたという仮説・・・【情熱の本箱(226)】
- 2018/01/27 和辻哲郎と丸山眞男を通じて、日本思想史を辿る試み・・・【情熱の本箱(225)】
- 2018/01/11 秦、隋、唐などは、中華王朝ではなく、遊牧民の王朝だった・・・【情熱の本箱(224)】
- 2018/01/05 動物も未来を思い描くことができ、将来の計画を立てることができるのだ・・・【情熱の本箱(223)】
- 2017/12/31 独裁者・スターリンの娘が辿った数奇な人生・・・【情熱の本箱(222)】
- 2017/11/29 一次史料で明らかになった西郷隆盛の性格、大久保利通との仲・・・【情熱の本箱(221)】
- 2017/11/24 偉大な男たちを魅了し、優れた作品を書かせた「最強の女」列伝・・・【情熱の本箱(220)】
- 2017/11/21 松岡正剛という巨大な知の森の腐葉土は「擬(もどき)」だった・・・【情熱の本箱(219)】
- 2017/11/11 夏目漱石の3人の読者とは誰か――漱石にとっての読者を考える・・・【情熱の本箱(218)】
- 2017/11/07 品行方正で知られる著名な作家と、隠れ家に囲われている美女との関係・・・【情熱の本箱(217)】
- 2017/11/02 ゴッホは日本に憧れ、浮世絵のような絵を描こうとした・・・【情熱の本箱(216)】
- 2017/10/28 本居宣長は熱烈な恋愛至上主義者だった・・・【情熱の本箱(215)】
- 2017/10/21 イスラエル建国の根拠とされたユダヤ人のパレスチナ追放は史実ではなかった・・・【情熱の本箱(214)】
- 2017/10/17 「提供者」たちを世話する女性介護人が辿り着いた恐るべき真実・・・【情熱の本箱(213)】
- 2017/10/13 入門書の助けを借りて、ハイデガーの『存在と時間』に挑戦してみた・・・【情熱の本箱(212)】
- 2017/10/03 「織田信長は革新者」というイメージを覆す近年の研究成果・・・【情熱の本箱(211)】
- 2017/09/27 知的な若者よ、悪魔のような思想家・田辺元に騙されるな・・・【情熱の本箱(210)】
- 2017/09/23 芭蕉の本業は水道工事請負人、『おくのほそ道』は幕府隠密の旅だった・・・【情熱の本箱(209)】
- 2017/09/20 ナチス賛同者から、戦後、ナチス抵抗者に鞍替えした日本のドイツ文学者・・・【情熱の本箱(208)】
- 2017/09/15 モンテーニュの書斎で、晩年の想い人、デカルト、ツヴァイクに出会う喜び・・・【情熱の本箱(207)】
- 2017/09/12 カタツムリの進化研究を通して、ダーウィン以後の進化論争を考える・・・【情熱の本箱(206)】
- 2017/09/05 司馬遼太郎が、作品を通じて私たちに伝えたかったこと・・・【情熱の本箱(205)】
- 2017/08/24 賢い女の戦略としての「偏見」・・・【情熱の本箱(204)】
- 2017/08/12 『赤目四十八瀧心中未遂』の車谷長吉48歳が、高橋順子49歳と結婚した理由・・・【情熱の本箱(203)】
- 2017/08/11 鶴見俊輔の編集方法のエッセンスが学べる本・・・【情熱の本箱(202)】
- 2017/08/01 河野通和は、取り上げた本を読みたい気分にさせる書評家だ・・・【情熱の本箱(201)】
- 2017/07/19 情熱の編集者・滝田樗陰から学ぶべきこと・・・【情熱の本箱(200)】
- 2017/07/14 中米のジャングルで「猿神王国」を築いたのは、どういう人たちだったのか・・・【情熱の本箱(199)】
- 2017/07/09 「人生は二流のメロドラマ」を具現化した人間悲喜劇ごった煮小説・・・【情熱の本箱(198)】
- 2017/07/06 なぜ、原節子と小津安二郎は結ばれなかったのか・・・【情熱の本箱(197)】
- 2017/07/05 初めて夫に欲望を感じた妻が、夫の本心を知ったとき・・・【情熱の本箱(196)】
- 2017/06/30 清少納言が『枕草子』を書いた本当の理由・・・【情熱の本箱(195)】
- 2017/06/21 中世の、戦場で生け捕られ、奴隷にされた男女の運命・・・【情熱の本箱(194)】
- 2017/06/15 『夜と霧』の著者・フランクルと妻・ティリーの情熱的な愛・・・【情熱の本箱(193)】
- 2017/06/15 私たち真核生物の細胞核は、ウイルスが作ったという仮説・・・【情熱の本箱(192)】
- 2017/06/09 植物は視覚、嗅覚、触覚、位置感覚、記憶を駆使して生きている・・・【情熱の本箱(191)】
- 2017/06/07 ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世の「中央集権」と「宮廷」の蝶番だった・・・【情熱の本箱(190)】
- 2017/06/01 外来種が生物多様性を損なっているという神話を疑えという主張・・・【情熱の本箱(189)】
- 2017/05/29 アンデルセンの実態がここまで明らかになっていいのだろうか・・・【情熱の本箱(188)】
- 2017/05/21 24歳で、ナチスの強制収容所で命を絶たれた、フランクルの妻のこと・・・【情熱の本箱(187)】
- 2017/05/19 1300年前の戦士と、1300年後の囚われの女の物語が一つに重なり合う・・・【情熱の本箱(186)】
- 2017/05/08 『夜と霧』のフランクルにとっての「死」とは、実存的精神療法とは・・・【情熱の本箱(185)】
- 2017/05/05 澁江抽齋の後妻・五百は押しかけ女房だった・・・【情熱の本箱(184)】
- 2017/04/10 死の恐怖にどう対処すべきか――本書を読んで、自分なりの覚悟ができた・・・【情熱的読書人間のないしょ話(183)】
- 2017/04/07 プルーストは最終篇が書きたくて、『失われた時を求めて』に取り組んだのか・・・【情熱の本箱(182)】
- 2017/04/02 男が女を好きになるということ、女が男を好きになるということ・・・【情熱の本箱(181)】
- 2017/03/27 応仁の乱は、なぜ起こり、なぜ11年もだらだらと続いたのか・・・【情熱の本箱(180)】
- 2017/03/19 各社の文庫の巻末の解説を快刀乱麻・・・【情熱の本箱(179)】
- 2017/03/16 源頼朝・頼家時代の脇役たちに光を当てた奥行きのある歴史小説・・・【情熱の本箱(178)】
- 2017/03/09 その愛用品からブロンテ三姉妹の人間像を炙り出そうという試み・・・【情熱の本箱(177)】
- 2017/03/06 少年受刑者の、たった一行の詩――空が青いから白をえらんだのです・・・【情熱の本箱(176)】
- 2017/03/04 一フランス人女性の読み聞かせが、ジプシー一家を大きく変えていった・・・【情熱の本箱(175)】
- 2017/03/04 カフカは、何事でも決して飛び越えない人間だった・・・【情熱の本箱(174)】
- 2017/03/01 中島敦が描いた、ロバード・スティーヴンスンのサモアでの晩年・・・【情熱の本箱(173)】
- 2017/02/28 モームの数々の謎に挑戦した、モーム・ファン垂涎の一冊・・・【情熱の本箱(172)】
- 2017/02/24 北条泰時が日本史上、唯一の革命家だという主張は成り立つのか・・・【情熱の本箱(171)】
- 2017/02/12 原作にも映画にも、たっぷりと興奮させられたぜ・・・【情熱の本箱(170)】
- 2017/02/07 藤原定家の百人一首vs塚本邦雄の百人一首、軍配はどちらに・・・【情熱の本箱(169)】
- 2017/02/03 戦争とは、愛とは、夫婦とは何か――物静かに語りかけてくるコミックス・・・【情熱の本箱(168)】
- 2017/01/12 ナチス支配下のドイツに踏み止まって抵抗を続けた作家がいた・・・【情熱の本箱(167)】
- 2017/01/09 妄想という名の想像力がホモ・サピエンスを進化させた・・・【情熱の本箱(166)】
- 2017/01/01 光源氏のしつこい求愛を毅然と拒絶した3人の女性がいた・・・【情熱の本箱(165)】
- 2016/12/07 宇宙物理学者と仏教学者の対話の結論――生きることに意味はない・・・【情熱の本箱(164)】
- 2016/11/25 ドストエフスキーが綴る、妻の不貞に気づかぬ寝取られ夫の物語・・・【情熱の本箱(163)】
- 2016/11/19 セネカは道徳的な哲学者の仮面を被った、世渡り上手な政治家だった・・・【情熱の本箱(162)】
- 2016/11/16 伊藤野枝のあまりにも過激なわがままの勧め・・・【情熱の本箱(161)】
- 2016/11/14 文壇照魔鏡事件が炙り出した、鉄幹を巡る登美子と晶子の胸の内・・・【情熱の本箱(160)】
- 2016/11/12 シーボルトの日本人妻・お滝、その娘・お稲、お稲の娘・お高の数奇な運命・・・【情熱の本箱(159)】
- 2016/10/31 ホロコーストの常識を根底から覆す警告の書・・・【情熱の本箱(158)】
- 2016/10/05 多くのドイツ女性たちがホロコーストに加担したのはなぜか・・・【情熱の本箱(157)】
- 2016/09/24 私が小林秀雄を大嫌いな理由がはっきりした・・・【情熱の本箱(156)】
- 2016/09/15 阿諛追従の輩と清廉潔白の士との凄まじい闘いの勝者は・・・【情熱の本箱(155)】
- 2016/09/12 顰めっ面をした陰気な孔子でなく、大らかで陽性の孔子に出会えた・・・【情熱の本箱(154)】
- 2016/09/07 榎戸誠の情熱的読書術9カ条・・・【情熱の本箱(153)】
- 2016/09/04 ゴキブリやシロアリがいなかったら、人類の進化はなかったという仮説・・・【情熱の本箱(152)】
- 2016/09/01 アウシュヴィッツ強制収容所の図書係の少女が実際に体験したこと・・・【情熱の本箱(151)】
- 2016/08/20 遺伝子組み換え食品は安全だと人々に信じ込ませた科学者の重大な責任・・・【情熱の本箱(150)】
- 2016/08/07 良寛は「根源芸術家」にして「思想的多面体」だという仮説の検証作業・・・【情熱の本箱(149)】
- 2016/08/07 北斎の娘・応為はどのような生涯を送り、光と影の傑作を生み出したのか・・・【情熱の本箱(148)】
- 2016/06/23 邪馬台国論争は、本書にて一件落着・・・【情熱の本箱(147)】
- 2016/06/15 私の一番好きな謡曲『鉢木』の魅力・・・【情熱の本箱(146)】
- 2016/06/14 780年前の貴族社会で失恋した若き女性が行ったこと・・・【情熱の本箱(145)】
- 2016/05/25 写真だけを頼りにアメリカに渡った日本人花嫁たちの過酷な体験・・・【情熱の本箱(144)】
- 2016/05/24 『百人一首』は、定家の『百人秀歌』が勝手に改変されたものだった・・・【情熱の本箱(143)】
- 2016/05/16 キャパの恋人、ゲルダ・タローはキャパに劣らぬ写真家だった・・・【情熱の本箱(142)】
- 2016/05/14 アホウドリは生涯、相手を変えない一夫一婦主義鳥だった・・・【情熱の本箱(141)】
- 2016/05/06 日本の934人のメロスが、走りに走った・・・【情熱の本箱(140)】
- 2016/05/05 辻邦生と水村美苗の往復書簡が紡ぎ出す豊饒な文学世界・・・【情熱の本箱(139)】
- 2016/05/03 植物は、本当に知性を持ち、コミュニケーションを取っているのか・・・【情熱の本箱(138)】
- 2016/04/22 「推理小説+警察小説+犯罪小説+社会小説=人間小説」の最高傑作・・・【情熱の本箱(137)】
- 2016/04/10 バルザックという快楽への招待状・・・【情熱の本箱(136)】
- 2016/04/07 フランスにイスラーム政権が誕生したら・・・【情熱の本箱(135)】
- 2016/03/20 萩焼の創始者の歴史小説にして、上質な官能小説・・・【情熱の本箱(134)】
- 2016/03/12 永井荷風、今東光、松本清張たちは、なぜ小島政二郎が嫌いだったのか・・・【情熱の本箱(133)】
- 2016/02/29 ブラジル軍事政権に拉致された娘を必死に捜し回る父親の物語・・・【情熱の本箱(132)】
- 2016/02/24 ユダは裏切り者ではなく、イエスから密命を託された弟子だったのか・・・【情熱の本箱(131)】
- 2016/02/20 イギリスはフランス人によって創立された国だった・・・【情熱の本箱(130)】
- 2016/02/16 謎多き人物、リチャード・バートンを伝記よりも生き生きと甦らせた小説・・・【情熱の本箱(129)】
- 2016/02/14 21世紀の今、権力は衰退しつつあるという大胆な主張・・・【情熱の本箱(128)】
- 2016/02/12 才色兼備の中学教師・松子が、トルコ嬢になり、殺人まで犯したのはなぜか・・・【情熱の本箱(127)】
- 2016/02/12 『フランダースの犬』は、なぜフランダース地方では無名なのか・・・【情熱の本箱(126)】
- 2016/02/09 読書・執筆より古本屋巡り時間のほうが長い読書人のエッセイ集・・・【情熱の本箱(125)】
- 2016/02/04 70歳以上の老人にテロ実行をけしかける危険な小説・・・【情熱の本箱(124)】
- 2016/01/24 クビライが世界史を大転回させたというのは、本当なのか・・・【情熱の本箱(123)】
- 2016/01/22 ヒトラーとスターリンは、流血地帯で1400万人を虐殺していた・・・【情熱の本箱(122)】
- 2016/01/06 ロシアの人気詩人を秘密警察に密告したのは、何と彼の憧れの女性だった・・・【情熱の本箱(121)】
- 2015/12/22 ネアンデルタール人と現生人類がセックスしていたことが証明された・・・【情熱の本箱(120)】
- 2015/12/22 ブッダは実在しない、と断言できるのか・・・【情熱の本箱(119)】
- 2015/12/19 『エセー』は、思索の深まりを反映して、長年に亘り書き加えられていた・・・【情熱の本箱(118)】
- 2015/12/19 自分も米国も中国の真の姿を見誤っていたという反省と、警告の書・・・【情熱の本箱(117)】
- 2015/12/15 恋愛の、そして人生の本質について、深く考えさせられる福永武彦の小説・・・【情熱の本箱(116)】
- 2015/12/01 目から鱗が24回も落ちた――日本史を包摂した世界史の本・・・【情熱の本箱(115)】
- 2015/11/15 戦後日本の一番優れた政治家は、やはり吉田茂だった・・・【情熱の本箱(114)】
- 2015/11/14 内田樹の「『七人の侍』の組織論」に脱帽・・・【情熱の本箱(113)】
- 2015/11/13 老人読書の醍醐味を縦横無尽に語ったエッセイ集・・・【情熱の本箱(112)】
- 2015/11/08 チャップリンとヒトラーの壮絶な闘いの勝者はどっちだ・・・【情報の本箱(111)】
- 2015/11/05 『犬』を読まずして、中勘助を語ることなかれ・・・【情熱の本箱(110)】
- 2015/10/27 永田鉄山が斬殺されていなければ、東條英機の出番はなかった・・・【情熱の本箱(109)】
- 2015/10/23 アンネは、性に目覚め、母親の悪口も言う普通の少女だった・・・【情熱の本箱(108)】
- 2015/10/13 君は、太平洋戦争の早期終結に尽力した人々がいたことを知っているか・・・【情熱の本箱(107)】
- 2015/10/13 ロドリゴ・ボルジアとジャコモ・カサノヴァが身近に甦ってきた・・・【情熱の本箱(106)】
- 2015/09/20 ある一等兵の、強い臭気が鼻を突く恐るべき体験・・・【情熱の本箱(105)】
- 2015/09/12 生物進化に関する私の知識・情報を更新してくれた本・・・【情熱の本箱(104)】
- 2015/09/12 奴隷貿易で財を成した男とその娘の栄枯盛衰記・・・【情熱の本箱(103)】
- 2015/08/23 朝鮮38度線を越えて引き揚げてきた母子の苦難の記録・・・【情熱の本箱(102)】
- 2015/08/23 いよいよ習近平対江沢民の最終決戦が始まる・・・【情熱の本箱(101)】
- 2015/08/23 ナポレオンの妹は、奔放かつ官能的な美女だった・・・【情熱の本箱(100)】
- 2015/08/14 古代ローマの庶民たちは、どう考え、どう行動していたのだろうか・・・【情熱的読書人間のないしょ話(99)】
- 2015/07/27 冤罪を作らないために、周防正行は闘い続ける・・・【情熱の本箱(98)】
- 2015/07/27 同情と愛情を取り違えた令嬢と将校の悲劇の物語・・・【情熱の本箱(97)】
- 2015/07/27 本物のテロリストが考えていること・・・【情熱の本箱(96)】
- 2015/07/12 『モンテ・クリスト伯』の主人公のモデルは、デュマの実の父親だった・・・【情熱の本箱(95)】
- 2015/06/28 ラオスの山奥の村に図書館を作ってしまった日本人女性の奮闘記・・・【情熱の本箱(94)】
- 2015/06/27 特攻隊の生き残りが明かした特攻隊の真実・・・【情熱の本箱(93)】
- 2015/06/14 清少納言は、若い女性向けエンタテインメントのベストセラー作家だった・・・【情熱の本箱(92)】
- 2015/06/14 横暴を極める軍部に勇敢に立ち向かった気骨ある政治家がいた・・・【情熱の本箱(91)】
- 2015/06/14 次代を担う編集者にどうしても伝えておきたいこと・・・【情熱の本箱(90)】
- 2015/05/31 帰路にヴェトナムに漂着した遣唐使・平群広成の数奇な運命・・・【情熱の本箱(89)】
- 2015/05/26 「アイルランドのジャンヌ・ダルク」と謳われた絶世の美女の生涯・・・【情熱の本箱(88)】
- 2015/05/26 企業のトップ人事の裏事情を知るのに最適なテクスト・・・【情熱の本箱(87)】
- 2015/05/26 アイスランドで最後に死刑になった実在の女性の内面に迫った物語・・・【情熱の本箱(86)】
- 2015/05/17 ユークリッドからデカルト、アインシュタインを経て「ひも理論」に至る幾何学の革命の物語・・・【情熱の本箱(85)】
- 2015/05/07 ツヴァイクに『ジョゼフ・フーシェ』を書かせた、バルザックの『暗黒事件』・・・【情熱の本箱(84)】
- 2015/05/07 パリの社交界を追われた子爵夫人の、その後の物語・・・【情熱の本箱(83)】
- 2015/05/07 読書法が変われば、人生が変わる・・・【情熱の本箱(82)】
- 2015/04/27 ヒトとサルの差を生み出したのは、想像力と、他者との連携だ・・・【情熱の本箱(81)】
- 2015/04/27 巨大化した妻が、大量に食べ、飲み、大量の糞尿を垂れ流し、悪臭を撒き散らす・・・【情熱の本箱(80)】
- 2015/04/20 吉田松陰は、なぜ、あれほど過激だったのか・・・【情熱の本箱(79)】
- 2015/04/13 『ゴリオ爺さん』こそ、ちまちました私小説とは異質の、真の文学作品だ・・・【情熱の本箱(78)】
- 2015/04/13 アルチュール・ランボーは小市民的な夢追い人であった・・・【情熱の本箱(77)】
- 2015/03/29 日本人の祖先を最新のDNA分析で明らかにした本・・・【情熱の本箱(76)】
- 2015/03/29 昆虫はすごいが、この本もすごい・・・【情熱の本箱(75)】
- 2015/03/22 理想主義哲学者と現実主義哲学者の論争対談・・・【情熱の本箱(74)】
- 2015/03/11 何げない日々の生活の中で、幸福の断片を見つけよう・・・【情熱の本箱(73)】
- 2015/03/03 70年が経過した現在も、「敗戦」が続いているとはどういうことか・・・【情熱の本箱(72)】
- 2015/02/16 人生とは何か、愛とは何か、死とは何か・・・【情熱の本箱(71)】
- 2015/01/27 子爵夫人とお付きのメイドの丁々発止のやり取りの赤裸々な記録・・・【情熱の本箱(70)】
- 2015/01/27 『源氏物語』の桐壷更衣のモデルは中宮・定子だという大胆な仮説・・・【情熱の本箱(69)】
- 2015/01/11 曹操の歴史的役割を認め、諸葛孔明の虚像を暴いた本・・・【情熱の本箱(68)】
- 2015/01/11 憲法、基地、原発問題を考えるとき、誰もが読まねばならない本・・・【情熱の本箱(67)】
- 2015/01/04 中国古代の思想家・列子は、ストーリーテリングの名手だった・・・【情熱の本箱(66)】
- 2015/01/04 電子書籍は「文明」、本は「文化」だという考え方・・・【情熱の本箱(65)】
- 2014/12/30 通説を論破する快感に痺れる・・・【情熱の本箱(64)】
- 2014/12/16 柳原白蓮と宮崎龍介の往復書簡が語る白蓮事件の真実・・・【情熱の本箱(63)】
- 2014/12/14 世界史はモンゴル帝国とともに始まった・・・【情熱の本箱(62)】
- 2014/11/24 裸を一切見せずに、それ以上のエロスを表現した向田邦子・・・【情熱の本箱(61)】
- 2014/11/24 凄い書評家を発見したぞ!・・・【情熱の本箱(60)】
- 2014/11/24 秘密保護法がもたらす世界とは・・・【情熱の本箱(59)】
- 2014/11/08 カブトムシの大型写真集に癒やされるのは、私だけ?・・・【情熱の本箱(58)】
- 2014/10/27 西行は、生涯を懸けて「数奇」を追い求めた「数奇者」であった・・・【情熱の本箱(57)】
- 2014/10/27 短歌に込められた一途な思いが、私を勇気づけ、私を慰めてくれる・・・【情熱の本箱(56)】
- 2014/10/21 カフカは誠実な男なのか、それとも悪魔のような男なのか・・・【情熱の本箱(55)】
- 2014/10/06 乃木希典は、司馬遼太郎が描いたような無能の将軍ではなかった・・・【情熱の本箱(54)】
- 2014/09/28 韓国の反日感情の正体が明らかに・・・【情熱の本箱(53)】
- 2014/09/23 インドの不可触民解放に命を懸けて邁進する日本人僧・・・【情熱の本箱(52)】
- 2014/09/15 筑紫哲也が、今のジャーナリズムを見たら、何と言うだろう・・・【情熱の本箱(51)】
- 2014/09/13 小さな国・デンマークの国民の幸福度が高い理由・・・【情熱の本箱(50)】
- 2014/09/06 鄙とは、都によって「あらかじめ位置づけられた犠牲の地」だ・・・【情熱の本箱(49)】
- 2014/09/06 イエスは救世主ではなく、圧政転覆を目指した革命家であった・・・【情熱の本箱(48)】
- 2014/09/06 モーツァルトは、貧しくなく、バッハに学び、ゲーテに愛された・・・【情熱の本箱(47)】
- 2014/08/25 下り坂の人生も、そう捨てたものではないぜ・・・【情熱の本箱(46)】
- 2014/08/17 日本の裁判官は、精神的「収容所群島」の「檻」の中の囚人たちだ・・・【情熱の本箱(45)】
- 2014/08/03 同じ実験小説でも、『ユリシーズ』より『ダロウェイ夫人』のほうが面白い・・・【情熱の本箱(44)】
- 2014/07/23 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読んで、腰を抜かすほど驚いた・・・【情熱の本箱(43)】
- 2014/07/19 「欲望」という名の電車から「墓場」という電車に乗り換えて、「極楽」に降り立ったヒロイン・・・【情熱の本箱(42)】
- 2014/07/13 独裁者の蛮行と孤独を執拗に描いたガルシア・マルケスの長篇小説・・・【情熱の本箱(41)】
- 2014/07/13 司馬遼太郎は、終生、暴走した昭和の軍部を憎んでいた・・・【情熱の本箱(40)】
- 2014/07/06 辞書に人生を捧げた二人の偉大な編纂者の情熱と相克・・・【情熱の本箱(39)】
- 2014/07/06 本大好き人間による本・読書・収納を巡るエッセイ集・・・【情熱の本箱(38)】
- 2014/06/28 生涯を懸けて、全体主義問題を思考し続けたハンナ・アーレント・・・【情熱の本箱(37)】
- 2014/06/21 なぜ途中で止めてしまうのかと、登場人物たちに聞きたくなる短篇集・・・【情熱の本箱(36)】
- 2014/06/15 エロティックな妖しさが立ち籠めるビアズリーの挿し絵集・・・【情熱の本箱(35)】
- 2014/06/10 書評家・豊﨑由美の業の冴えに感服つかまつり候・・・【情熱の本箱(34)】
- 2014/06/07 校閲者の世界は大変なんだなあ・・・【情熱の本箱(33)】
- 2014/05/31 橋本治特有の変わった考え方の原点を知る手がかり・・・【情熱の本箱(32)】
- 2014/05/31 私を恋愛至上主義者にした本・・・【情熱の本箱(31)】
- 2014/05/13 鎌倉仏教の知的冒険者たちが目指したもの・・・【情熱の本箱(30)】
- 2014/05/12 カフカの恋人・ミレナは、女性強制収容所で死を迎えた・・・【情熱の本箱(29)】
- 2014/05/05 19歳の永山則夫が4連続射殺事件を起こした驚くべき真の理由・・・【情熱の本箱(28)】
- 2014/04/30 「道徳・信仰・清貧・農民」というミレー神話への挑戦状・・・【情熱の本箱(27)】
- 2014/04/27 作家、編集者、校正者の誤植、校正ミスを巡る悲喜劇集・・・【情熱の本箱(26)】
- 2014/04/27 親鸞と、その若き弟子・唯円との、仏教、人生、恋愛を巡る想定会話集・・・【情熱の本箱(25)】
- 2014/04/12 「異端」として葬り去られた『ユダ福音書』の驚くべき内容・・・【情熱の本箱(24)】
- 2014/04/12 奇々怪々な画家たちの作品と情念との不思議な関係・・・【情熱の本箱(23)】
- 2014/03/30 勇気あるジャーナリストは、原発問題をどう捉え、どう行動したか・・・【情熱の本箱(22)】
- 2014/03/15 自ら奴隷制と闘った奴隷少女の自伝・・・【情熱の本箱(21)】
- 2014/03/12 シェイクスピアの作品が、これほどエロティックだったとは・・・【情熱の本箱(20)】
- 2014/03/12 井上ひさしが彫琢した台詞に励まされてきた・・・【情熱の本箱(19)】
- 2014/03/01 堀田善衞の山荘の書斎で、思う存分、読書ができたなら・・・【情熱の本箱(18)】
- 2014/03/01 『忘れられた日本人』がこんなに面白いとは・・・【情熱の本箱(17)】
- 2014/02/26 サリンジャーは、なぜ姿を隠したのか・・・【情熱の本箱(16)】
- 2014/02/12 出版社の社員、書店の社員になったような気分にさせられる作品・・・【情熱の本箱(15)】
- 2014/02/08 胸がキュンとなってしまいました・・・【情熱の本箱(14)】
- 2014/02/05 華麗な極楽鳥39種の形態と習性をとことん追究した大型写真集・・・【情熱の本箱(13)】
- 2013/05/04 情熱という名の女たち(その12)――因習に囚われず、次々と新しい愛を求め続けた女・・・【情熱の本箱(12)】
- 2013/04/16 情熱という名の女たち(その11)――不可思議な感覚世界で恋をした女・・・【情熱の本箱(11)】
- 2013/03/16 情熱という名の女たち(その10)――二重らせんの真実に最初に辿り着いた女・・・【情熱の本箱(10)】
- 2013/02/27 情熱という名の女たち(その9)――歌舞伎を創始し、数々の伝説を身にまとった女・・・【情熱の本箱(9)】
- 2013/02/19 情熱という名の女たち(その8)――専門職としての看護婦の必要性を訴え続けた女・・・【情熱の本箱(8)】
- 2013/01/29 情熱という名の女たち(その7)――「恋する女」と「働く女」を両立させ続けた女・・・【情熱の本箱(7)】
- 2013/01/16 情熱という名の女たち(その6)――ナスカの地上絵の謎に挑戦し続けた女・・・【情熱の本箱(6)】
- 2013/01/03 情熱という名の女たち(その5)――原稿用紙2000枚級の大河小説を書き続けた女・・・【情熱の本箱(5)】
- 2012/12/22 情熱という名の女たち(その4)――引き裂かれても愛する師に修道院から手紙を送り続けた女・・・【情熱の本箱(4)】
- 2012/12/12 情熱という名の女たち(その3)――死をも恐れず敬愛する革命家と行動を共にした女・・・【情熱の本箱(3)】
- 2012/11/23 情熱という名の女たち(その2)――束縛されていた女性服に革命を起こした女・・・【情熱の本箱(2)】
- 2012/11/10 情熱という名の女たち(その1)――最高権力者の前でも自分の愛を貫いた女・・・【情熱の本箱(1)】